医療法人扶恵会釧路中央病院
Tel.0154-31-2111
 当院での入院透析をご希望される患者様へ
 当院では2020年4月より、長期療養病床にて入院透析を開始しています。寝たきり状態など日常生活動作の低下により通院が困難となり、長期療養が必要な慢性期医療の患者さま(主にADL区分2,3の方 ◎詳しくはこちら◎ )を中心にお受け入れしています。
 現在147床のうち、最大10床までの受け入れを予定しています。
※現在、腹膜透析、外来透析は行っておりません。

●当院の体制上、お受けするにあたり、下記の症状・状態の患者さまは要相談となりますので、ご了承ください。

  • 認知症による周辺症状で徘徊等のある患者さま
  • モニターによる病状管理をされている患者さま
  • 特殊なシャントの場合
    ⇒シャント不全・穿刺不全・グラフト・動脈表在化など

●シャントの治療について
 シャント閉塞等のトラブルが発生した場合、当院では処置が困難となります。
そのため、経皮的血管拡張術(PTA)等の治療が必要の際は、紹介元または対応可能な医療機関へとご紹介させていただきますので、ご協力お願いいたします。



 透析室のご案内
 当院の透析室は、建物3階北側の配置され、日差しの入る場所に位置しております。
 入院病棟の隣りに透析室が設置されることで、移動の円滑化など、快適な療養環境の中、長期入院に対応した透析施設となります。
 安心して治療を受けていただけるよう、担当医師、専門の看護師、臨床工学技士等のスタッフで対応いたします。
透析室の写真

●使用機器
 オンラインHDF TR-3300M(東レメディカル社製)
 オンラインHDF TR-3300S(個人器/東レメディカル社製)

●ベッド数
 6台(増床予定)

●透析スケジュール

午前
8:30~12:30
×
午後 ×

●入院中の透析時に使用するもの

1)止血ベルト
 →当院では準備できませんので、ご自分用をご用意ください。

2)フェイスタオル

3)バスタオル

4)テレビ用イヤホン
 →透析中、テレビを無料視聴できますので、
 視聴される際はイヤホンをご用意ください。

5)ティッシュペーパー

※上記のものを人工透析治療の際に都度使用しますので、ひとまとめにして持ち運びやすいよう袋のご準備もお願いいたします。

 入院までの流れ
 入院の申し込みから、入院までは下記の通りとなります。

各医療機関、介護施設相談員の皆さまへ

入院の申込みにあたり

  1. 現在担当されている医師からの診療情報提供書
  2. 入院(入所)中の申し込みは看護添書、もしくはADL情報
  3. 内服薬、外用薬等の薬情報
    (参考資料)
    当院採用薬一覧
  4. 採血のデータ
  5. 当院書式の「培養・感染症検査の結果送信票」
     
  6. 人工透析条件(シャント情報含め)
  7. 人工透析記録(直近3日分)
  8. 栄養管理情報書
    (無い場合は、食事形態や提供kcalのわかる書類を準備ください。)
  9. シャント評価チェック表
     
上記1~9の書類を準備していただき、FAXや郵送等で当院へ提供下さい。
届き次第、書類審査に入ります。
 

 入院の可否、入院日等については、当院医療相談員より、現在のご入院・ご入所先を通じて、または、直接ご家族様へご連絡いたします。